国産タービン・発電機(自社開発)

小型ORCに最適な「ラジアルタービン × 高速永久磁石発電機」を国産で一体化。運用条件に合わせて軸受方式(特殊ボール / 動圧式気体軸受)を選定し、止まらず、直せるターボ発電機を実装します。

JRET ターボ発電機の構成(国産)

JRETシリーズは、ラジアルタービン・高速ロータ・永久磁石発電機を一体化したコンパクト構造です。小型領域に最適化し、運用の安定性と供給性(国産)を重視しています。

ラジアルタービン / 永久磁石発電機 / 25,000 rpm / 国産供給
JRET30 タービン発電機 カットモデル

主要コンポーネント

  • ラジアルタービン(小型で高い膨張率)
  • 高速ロータ(約25,000 rpm)
  • 永久磁石式発電機(高出力密度)
  • 軸受(特殊ボール / 動圧式気体軸受)

営業で伝える価値

  • 小型ORCに最適:効率とコストの両立
  • ギアレス直結:構造がシンプル
  • 国産:部品供給・改善反映が速い
  • 用途起点:売電 / 自家消費 / DC利用まで設計
ラジアルタービン(インペラ)

ラジアルタービンを採用する理由

小型領域では、ラジアルタービンはアキシャルタービンよりも1段あたりの膨張率(圧力比)を大きく取りやすいため、段数を減らしつつ効率を確保できます。結果として、構成がシンプルになり、製作コストも抑えやすくなります。

小型で効く:高膨張比 / 段数削減 / コスト最適
高速ロータ

高速ロータ(約25,000 rpm)

タービンと発電機は1本のロータで直結されます(ギアレス)。高速回転により小型化と高出力密度を実現し、装置全体の設置性・コスト・保守性に効きます。

ギアレス直結 / 機械損失の低減 / シンプル構造
永久磁石式発電機(ステータ)

永久磁石式発電機

JRETは永久磁石式発電機を採用しています。高速回転に対応し、小型で高出力密度の構成が可能です。用途(売電/自家消費/DC利用)に応じて、電力変換・保護・制御まで含めて構成を最適化します。

高出力密度 / 高速回転対応 / 用途起点の設計

軸受方式:静圧式と動圧式の違い

気体軸受には主に静圧式動圧式があります。静圧式は外部から圧縮空気を供給して空気膜を形成し、動圧式は回転軸の運動(くさび効果)により内部圧力を発生させて空気膜を形成します。

気体軸受:静圧式と動圧式の原理図
ラジアル・スラストベアリング構造図

PITの方針(選定ロジック)

  • PITが気体軸受を採用する場合は、動圧式を使用します(外部エア供給を前提にしない)
  • お客様の稼働状況(連続運転/停止頻度、保守体制、設置環境)により、特殊ボール軸受気体軸受を選定します
目的:停止要因の削減 / 保守負担の低減 / 運用条件に合わせた最適化

国産である理由:部品供給と改善のスピード

タービン発電機を国産で開発・製造することで、部品供給の迅速化、品質の再現性、現場課題のフィードバック反映を可能にします。装置は「壊れない」だけでなく「直せる」ことが重要です。

停止時間の短縮 / 供給安定 / 継続運用

開発ヒストリー(概要)

初号機から現行JRETシリーズまで、現場課題に応じて設計を更新してきました。詳細は案件・守秘に応じて開示します。

次工程:ヒストリー年表(Web用)を作成